シアターΧ提携公演 
近藤良平×坂東扇菊 『ヴォイツェック』__G・ビュヒナーより__


ビュヒナーの未完の戯曲である「ヴォイツェック」は、数多くの新しい解釈を生み出てきた。
作者の死によって、断片の集積というかたちで未完のまま終わったこの戯曲は、「表現主義演劇や不条理演劇の源流」と見なされ、しかも永遠に現代的です。
心理的病理的に不安な幻影に執われた男と、病的な性衝動に執われた女の運命の風景を 独自の作品世界のなかで言葉の束縛から身体表現へと移項していく。

構成:坂東扇菊
振付:近藤良平・坂東扇菊

照明/福田玲子    
音響/原嶋紘平(SONIC WAVE)    
美術/小川恵美
宣伝美術/柳沼博雅   
舞台監督/筒井昭善
監修/宮下啓三(慶応義塾大学名誉教授・ドイツ文学、演劇)
出演/DANCER 近藤良平  山本光二郎  藤田善宏  鎌倉道彦  今津雅晴  丸山武彦 加藤淳  野沢英代   奥田純子  扇菊
ACTOR 村上冬樹  森一(俳優座)

協力/ オフィス ルウ 協賛/アサヒビール株式会社
制作/ コンドル・スタッフ・サービス 名取事務所